ボイトレって必要?
この質問はよく聞かれる事の1つですが、僕が思うに
あなたがボイストレーニングに何を求めるか?
これが大切だと思います
どうしてもボイストレーニングを受けるとなると、先生と生徒の関係になり、生徒さんは受け身になりやすくなります。
特にボイストレーニングには色んな流派があったり情報が閉鎖的だったり、経験に基づく自分の感覚を教えていたり…
分かりにくいことが多いのも受け身になりがちな要因では無いでしょうか?
しかし何事も目的意識を持って行動することが大切です、今自分がどんな問題を抱えていてそれをどのようにすれば克服できるのか?
それを意識することであなたにとってボイトレは意味のあるものになります!
ただ言われるままに声を出していても、上達は感じにくいと思います。
では受け身にならない為にどうしたら良いのか?それは、まず自分の歌を録音して聞いてみる事です!
ほとんどの方が持っていらっしゃるスマホひとつあれば簡単に録音できます、さぁ1曲録音して聴いてみましょう!
どんな風に聞こえますか?
初めは思ってた声と違うのに戸惑うかもしれませんし、恥ずかしく感じるかもしれません
でも客観的に聞いてみてください、自分のイメージしてた声とどう違うのか?憧れる歌手と何が違うのか?
高い声が出ないというのは共通する悩みのひとつだと思います、でもそれだけですか?
低い音は聞いてて心地よいですか?リズムはどうですか?
何となくでもいいので、自分で気になるところを書き出してみましょう
そしてそれをトレーナーに聞いて下さい。
あなたの疑問点がハッキリしていれば、それにトレーナーも答えてくれるでしょう。
ここまで聞いて、「めんどくさい!」と思ったあなた!
あなたはボイストレーニングを受けなくても大丈夫です!
あなたはすでに思うように歌えているか、楽しく歌えたらいいと思っているんじゃないでしょうか?
そんな方はボイストレーニングでは無くヴォーカルトレーニングやテクニックを学ぶのが良いでしょう。
歌い方解説やカラオケのコツなど最近ではYouTubeでもたくさん動画がアップされています。
しかし初めから思うように歌える人は少ないと思います、しかも歌が好きなら尚更上手く歌いたいという欲求も出てくるでしょう。
ボイストレーニングは思うように歌えるようにするための基礎作りだと思ってください。
歌手が僕らに届けてくれるあの歌声は応用を駆使した芸術作品なんです。
表面だけなぞって歌っても、中身がない薄っぺらい歌になってしまいます。
一声聴いただけで、違うなと思わせる声は無駄が無く、響きが豊かで軽やかさがあります。
無駄のない声は「声帯」と「息」のバランスが絶妙で、そしてその声を十分に響かせるための「共鳴」の三拍子が揃って作られます。
それは「最小限の息の量で最大限の声を出す 」という僕が教わった中で大切にしている事の1つで、これが自分の声の基準にもなっています。
声の調子がいつもと違うなと思ったら、その基準に立ち返り確認できるのです。
しかしそれを見極めるのは1人ではなかなか難しいので、トレーナーが必要だと思います。
今でも自分自身レッスンを定期的に受けていますが、その基準がブレていないか見て頂いたり、さらに磨きをかけるべく挑戦していくことが目標であり、またその経験を皆さんに還元していく事が目的でもあります。
ぜひあなたの目標を聞かせてください、そしてその目標を達成するために共に声を磨いていきましょう!
今日はここまで!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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