バランスを意識する
ミックスボイスとは自由度を測るバロメーターという記事を書きましたが
#もう一年前
色々な音の高さで楽に発声でき
どの母音でも同じように発声でき
強弱も自由に変えられる
そんな風に声を自在に使えるようにしていくことが、発声の醍醐味でもあります
そして、ミックスボイスはどうしても地声と裏声の境目あたりの音や、高い音ばかりを練習してしまいがちなのですが
その他の音域でもしっかり声のバランスを取ることが大切になってきます
では、そのバランスとはなんぞやというと
何度も言っていますが
【声帯】【息】【共鳴】
この3つのバランスを意識することです
この3つが互いにバランスを取る事で声を作っています
もし声帯の閉じが弱く、息が少ないと、息の漏れたかすれたような声になります
そこに声を大きくしたいと張り切って息をたくさん出すと、少し声は大きくなるかもしれませんが、開いてる声帯を振動させるのにたくさんの労力を使ってしまいます
(しかも声帯が乾燥してしまいます)
だったら声帯の閉じ具合を弦のようにピンと張り、そこに軽く爪弾くような息を送ればムダにたくさんの息を使わずとも音は鳴ってくれます、そしてそこに適切な共鳴を意識出来たら音はよく響いてくれます
(声は喉から離れて、浮き上がるような感覚です)
ここには最小限の力で最大限の結果を生み出す考えがあります
そんなに頑張らなくてもいいんです
1度ムダなものを削ぎ落として、シンプルな状態からバランスを取ってみるとまた新しい発見があったりします- ̗̀ 💡 ̖́-
Perch Of Voiceではそんなレッスンを心がけています✨
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