ソフトパレットが歌う?
もう早いもので10月ですね🍁
今年はいつの間にか時間が経ってしまっているような感覚で、いつも以上に時が経つのが早い💦
今年は新型コロナウイルスの影響で、東京にレッスンを受けに行くことも困難で今はオンラインでレッスンをして頂いています。
自分の声を客観的に見てもらうことは大切で、毎回色んな気づきがありワクワクします!
今回は、先日のレッスンで感じたソフトパレット(軟口蓋)の事を書いていこうかと思います!
僕の先生の言葉で印象に残ってる事のひとつに
「ソフトパレットで歌う」
という言葉があります
ソフトパレットとは軟口蓋にあたる部分です
舌を口の中の天井を前歯の方から後ろへなぞっていくと柔らかい部分に当たると思います、そこがソフトパレットになります
ちなみに前の方の硬い部分はハードパレット(硬口蓋)と言います
では、ソフトパレットが歌うとはどういう事なのか?
以前紹介した本「the voice of the mind」の中で何度も出てくる「サウンドビーム」 というのがイメージするポイントになるのですが
声は声帯が振動して作られた後、真っ直ぐ上に進み、最初にぶつかるのがソフトパレットで、その後口の中(鼻腔や咽頭も響きます)で反響し口の外へ(声として)出ていきます。
その最初にぶつかるソフトパレットがまるで声帯のように振動し音を増幅させるという事が、「ソフトパレットが歌う」という事に繋がっていきます
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、「お腹に力!」の話の時にも書きましたがこれは歌い手が感じることだと認識して欲しいのです
文章だけ読んで、「ソフトパレットを歌わせれば良いんだな!」と理解するのではなく、練習の中で「あ、ソフトパレットが歌うってこういうことなんだ」と感じて欲しいのです
ただ、どう感じろって言うんだ~と言われそうですが😅
ただ僕自身が経験した中で言えるのは
「ソフトパレットが歌う」という言葉だけ聞いて、ソフトパレットばかりに気を取られないこと
お腹に力!も一緒で、それは直接お腹を意識すれば良いという訳では無いのです。
これはレッスンの中でお伝えしていく事になりますが、ソフトパレットを響かすためには無駄な力が入っていないことが重要なことのひとつです
文章は情報を伝えるのには便利なツールですが、感覚を伝えていくにはそれぞれの方の状態を見極め、それに合ったイメージをお伝えしなければならないので、難しいところでもあります
ただ、このブログでの情報であれ指導者からの言葉であれ自分自身の中に消化させ、自分で考えることが大事です
「効率よく練習をするために!その2」でも書きましたが、自分で考えたことをノートに書きとめるのが大切です
次回は「サウンドビーム」についてもう少し詳しく書いていこうかと思います!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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