目に見えない物をイメージする!
これまでの記事で
・呼吸
・共鳴
・声帯
この3つについて話してきました。
これらは声を出すための重要な部分です
このうちのどれかが欠けても声は成り立ちません
ただ声帯をイメージするのに、その場所や形、大きさ、その動き方を知らないとイメージも難しくなります。
そしてこれらは密接に影響しあっているので
呼吸だけの練習や、共鳴だけの練習ではなく
この3つを統合して練習することが大切です。
レッスンではそれぞれの方の認識の度合いによっては、声帯だけをイメージしたり
共鳴だけを練習したりしますが
基本的には、「声帯」「呼吸」「共鳴」の3つをイメージし、発声していきます。
そしてその3つも1つのイメージとして捉えられるようになっていきます。
この様にイメージはとても大切であり、それが習慣化されるとイメージしなくても体が反応するようになっていきます。
歌は自分の体から発せられる物ですが、その楽器となる声帯が目に見えません、だからイメージ無しにはそのコントロールは難しいものです。
例えば、呼吸のようにお腹をふくらませたり、横隔膜の動きなど大きな部分は知覚しやすく、よくトレーニング法など出てきますが(分かりやすいので)
実際は、小さな声帯と連動させていくためには繊細なコントロールが必要で、それを知覚していくためにはほんの僅かな息の量で足りるのです。
レッスンでは、小さな息をイメージするために、色々なイメージをして頂きます。
これも面白くて、人によって合うイメージと合わないイメージがあったりします
それぞれの方の経験や考え方でも合うイメージと合わないイメージがあったりするのです。
なので、一概にこうイメージするのが正しいというのは難しいのですが…音の原理や、声帯の動きを理解すればそこまでイメージもズレることはありません!
レッスンしていく中であなたの体が1番反応してくれるイメージが見つかっていくはずです。
今日はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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